李王朝の時代、中国から「東方儀礼の国」と言われたほど、朝鮮半島では四季の祭事や祖先を祭る祭礼がきちんと行われてきました。その多彩な行事になくてはならないのが梨をはじめとするくだものの高盛りです。赤い果物は東に、梨や皮をむいたクリなど白い果物は西に置きます。食べ物の調和を考えた陰陽五行説に由来します。