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歴史を活力に新時代へ(1980~年)

1980年以降は鳥取二十世紀梨の絶頂期でした。出荷量500万ケース、販売金額170億円、1987年には海外16ヵ国に輸出を行いました。一方国内には海外から安い果実が大量に輸入され、果実の価格低下、消費者の食味重視指向の高まりで、梨品種は「幸水(こうすい Kosui)、豊水(ほうすい Hosui)」への転換が行われました。二十世紀梨も農家の高齢化や後継者不足で生産者が減少しました。鳥取県では、梨新品種「ゴールド二十世紀梨(Gold-Nijisseiki)」の誕生と生産拡大など、産地再興に向けての取り組みが始まっています。