くだものには自分の花粉がめしべについて実がなるものと、ちがう品種の花粉がなければ実ができないものがあります。 二十世紀梨は長十郎(ちょうじゅうろう Choujurou)や豊水(ほうすい Hosui)など、ちがう品種の花粉がつかないと果実ができません。実をならせたい梨の花のめしべに、ちがう品種のナシの花粉を筆などを使ってつける作業を「人工受粉(じんこうじゅふん)」と言います。