なしっこ館
梨販売ストア
梨のアートギャラリー
このコーナーでは、梨がかかわる文化を紹介しています。
梨をテーマにした三つの壁画のほか、梨にまつわる七つの物語を和紙人形で紹介したり、果物の図柄をデザインした世界の切手を展示しています。また江戸時代の俳人小林一茶の俳句や、若山牧水の短歌も展示しています。
「美女がもらった香梨の木」をはじめ7点の梨にまつわる物語を鳥取の和紙グループの制作による和紙人形で展示しています。あらすじを読みながらじっくりと和紙人形を見ていただくと、物語の世界に引き込まれていくようです。
また、鳥取県出身で大正から昭和初期にかけて活躍した女性作家 尾崎翠の「新秋名果」という詩も展示しています。この詩の中では「なしのみ」が「ありのみ」と表現されています。
ナシは「無し」に通じ、財や運を無くすといわれる反面、家を建てる際にはこれを建材の一部に使うと盗難や災害が無くなるとも言われ、そうした縁起のゆえに「ありのみ」と表現を変えて用いられることもあります。